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BOSE901を久々に聴く

 正月は何もすることがないので湖南にこもってジャズを聴きまくった。冬の湖南は静寂で邪魔をする音はない。ふと窓の外に目をやると雪が音もなく降っている。最高の環境で音を楽しくことができる場所である。時間のある方は冬の湖南で音を楽しんでみませんか。

 BOSE901はボーズが設立された4年後の1968年に発表されたスピーカーである。現在(2008年)まで、40年間の長きにわたり販売され続けているボーズ社の顔とも言える超ロングセラースピーカーが901である。

 11.5センチのフルレンジ型スピーカー8つを背面に1つを前面に配した、boseの音場型スピーカーの代表。ボーズ博士はコンサートホールで聞こえる音は90%以上が間接音で、直接音の比率は非常に少ないことに着目し、このスピーカーはそのコンサートホールの間接音をスピーカーで再現することを目指した設計されたといわれいる。

 現在のスピーカー設計の思想は基本的にはソースに含まれる音楽信号を忠実に再現することがひとつの目的であるが、この901型のスピーカーの目的はソースを忠実に再生することではなくて、ソースから”音場生成”を目的としたスピーカーと呼べるだろう。実際このスピーカーにはアクティブイコライザーが付属していて周波数特性をいじるのを前提としている。アクティブイコライザーがないと全く聴ける音ではない。(BOSE901カタログより)


 
 
 

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©2023 by Chloe 癒音の森で作成されました

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